車のタイヤ、定期的に点検していますか?
自分は大丈夫!と思っていて、タイヤの状態を確認しないでいると、危険な走行を招くきっかけをつくってしまうかもしれません。
今回はタイヤを長持ちさせるための4つのチェックポイントを紹介します。
1. 適正な空気圧
車の重量はおよそ1トン~2トンあり、4本のタイヤですべての重量を支えています。そのため、タイヤの空気圧が低いと重量に耐えられなくなり、タイヤの破損リスクが高まります。
車の適切な空気圧は、通常、運転席のドアを開けた柱部分にステッカーが貼られていますので、空気圧調整器を使う場合に確認しましょう。
2. 残り溝の状態
残り溝とは、文字通りタイヤに残っている溝のことを指します。
タイヤの溝が少なくなると、水を排出する能力が低下し、雨の日にスリップしやすくなります。法律で定められた溝の最低限度は1.6mmですが、すべりやすい雨の日のリスクを減らすには溝が2mm以下の深さになった時点で交換を検討しましょう。
3. タイヤの外観チェック
・キズ
タイヤの側面はタイヤの中で最もゴムが薄い部分のため、切り傷やえぐりキズがないかどうかチェックしましょう。特に側面のキズは修理ができず、パンクしやすくなるので、即交換するようにしましょう。
・ひび割れ
タイヤと地面が接触する部分をトレッドと言いますが、タイヤのトレッド部分や側面にひび割れがないかどうかもチェックしましょう。
・ふくらみ
タイヤが膨らんでいないか確認してください。異常な膨らみはバーストの可能性もある危険なサインです。
4. 偏摩耗のチェックと防止
偏摩耗とは、タイヤの路面と接触する面がさまざまな環境や使用条件によって、部分的に摩擦を起こす現象のことです。その結果、スリップやブレーキ性能の低下が生じることがあります。
車のタイヤが不均一にすり減っていないか確認をしましょう。
定期的なチェックと、タイヤローテーション(前輪と後輪の入替など)がポイントです。
■まとめ
車に乗る前にタイヤを見るクセをつければ、見た目の異変を早期に気づくこともできますね。自分でかんたんに出来るチェックと、定期的にプロに見てもらう点検をうまく使い分けて、安全なカーライフをおくりましょう!